痛みの原因を理解しよう

□「もう歳だから」は、痛みの原因ではない
まず知っておいていただきたいのは、痛みは「異常を知らせるシグナル」だということです。
体のどこかに異常があり、このまま放置しておくとより深刻な状態になってしまう。それを知らせるために体は「痛み」という信号を発しているのです。ある程度の年齢になると膝の痛みを訴える人が多くなります。その痛みの原因として、よくいわれるのが「骨と骨との間の軟骨がすり減って、骨同士が直接こすれ合うために痛みが起こる」ということですが、こう言われると、「それは痛いのも当たり前だろう」と思ってしまいます。しかし、そもそも骨には痛みを感じる神経が通っていないので、それが原因であるはずがないのです。また年齢そのものも、体の異常の原因にされがちです。
60代.70代と年齢を重ねるにつれて、体のあちらこちらに痛みが起こる。肩こりが抜けない。体がだるい。こんな時は「もう歳だから」と考えがちで、また本人もそれで納得してしまうものです。年齢のせいではなく、加齢によっておこる何らかの異常が肩こりの原因であるはずです。本当の原因をつかみ、根本的な治療を施せば、どんな肩こりでも治すことができます。まずはその痛みの原因を知ることです。

□よくある「肩こりの原因」
肩こりの要因を一般の方々にもわかりやすいところを、いくつか挙げてみましょう。
<主な肩こりの要因>
・長時間のデスクワーク
・眼精疲労
・前屈みの姿勢
・掃除・洗濯、育児などの家事全般
・体の冷え
・スマホやタブレットの使い過ぎ
・肩周辺の骨折
・精神的なストレス
・過度の飲酒、喫煙
・貧血や低血圧、高血圧
・狭心症や胃潰瘍などの内臓疾患
・虫歯、噛み合わせの不良

「こんなことで肩こりになるの?」と意外に思われたのではないでしょうか。
肩こりは体が発するサインですから、これ以外の要因で起こることも考えられます。
あえて「要因」という言葉を使いましたが、これらは肩こりの原因を引き起こす状況や行動です。中でも「長時間のデスクワーク」「前屈みの姿勢」「スマホやタブレットの使いすぎ」
は、注意するべき行動です。これらの行動によって頭部が前方に移動し、それが肩こりの原因となるからです。

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