【習慣によって側弯が起こる】

側弯症には、大まかに2つの種類があります。 

  1. **構築性側弯症**: これは、骨そのものが変形している状態です。骨の形が問題を起こしています。

 

  1. **機能性側弯症**: これは、骨そのものは変形していないけれども、姿勢が原因で背骨が曲がっている状態です。

 

しかし、時には足の長さの違いや骨盤の形状の違い、または特定のスポーツでの運動による影響など、これらの2つの分類に合わないケースがあります。それらを特別な「習慣性側弯症」と呼び、分類に追加しています。

 

なぜ新しい分類が必要なのでしょうか?

 

習慣性側弯症を考慮しないと、上記の2つの分類に強制的に当てはめる必要があるためです。つまり、遺伝的な原因がない場合や、はっきりと習慣に関連している場合、典型的な変化が見られない場合など、構築性側弯症とは異なるケースも、無理に構築性側弯症として扱われてしまう可能性があるのです。

 

こうしたケースでは、患者やその家族が納得できないことが多いです。診断は医師が行いますが、分類が十分に臨床的に根拠づけられていない場合、問題が生じる可能性があります。

 

側弯症は複雑な状態であり、画像だけではなく、全身の骨格や運動習慣など、さまざまな要因を考慮する必要があります。たとえば、頭蓋骨の変形が原因で首から側弯症が発生することもあるほど、単純に分類することは難しいのです。

 

専門家は広範な情報を収集し、状況を評価する必要があります。患者さんが納得できる評価と説明を提供することが、安心感をもたらします。したがって、側弯症にお悩みの方は、自身の状態について医師や専門家と話すことをおすすめします。

 

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六甲もり鍼灸整体院

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