【手術すればなんでも出来るようになる?】
側弯症の手術について、どのくらいの情報が世の中に出ているでしょうか?

また、患者サイドはどの程度医師から説明を受けているでしょうか?

医療では「インフォームドコンセント」という原則があります。

これは、患者が適切な選択をできるように情報を提供し、同意を得た上で治療を行うという考え方です。

適切な選択をするためには、包み隠さず現状を理解するための情報が必要です。

当院に相談に来られた側弯症患者の多くは、医師から以下のような情報を受けています。

1. 「手術しか治す方法はない。」(日本の一般的な考え方ですが、治すの定義が角度に関連しています。)
2. 「手術すれば治る。」(痛みがない場合、治すの定義が難しい場合もあります。)
3. 「手術後は何をしてもいい。日常生活やスポーツに制限はない。」(この点に疑問があります。)
4. 「進行を止めないと問題が大きくなる可能性がある。」(予測できる危険性に関する話です。)
5. 「進行の危険性があるため、手術が必要。」(この危険性は個別のケースに依存し、運動療法が実施されない場合の話です。)

さらに、手術の具体的な方法やリスクについての詳細な説明はほとんど行われていないという報告もあります。

手術後に圧迫骨折、すべり症、感染症などの合併症が発生し、再手術が必要になる可能性についての情報も不足しているようです。

また、多くの医師の中には、ドイツでは運動療法が保険で認められていることを知らない方も少なくないかもしれません。

医師の説明が不十分だと感じた場合、質問をすることが重要です。

それでも情報が不足している場合は、自分で文献検索を行う方法もあります。

オススメの情報源として、「科学技術情報発信・流通総合システム」を挙げています。

ここでは、側弯症に関する情報が豊富に提供されており、一部は無料で閲覧できます。

医学用語が難しいかもしれませんが、重要な情報ですので、読んで理解することが大切です。

運動療法についても情報を探すことをおすすめしており、脊柱の固定術は生活に大きな影響を与える重要な選択肢であるため、慎重に情報収集を行い、納得してから決断することが重要だと述べています。

手術にはリスクと代償が伴うことを理解し、安易な決断は避けるべきだと考えています。

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六甲もり鍼灸整体院

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