【側弯症の手術について】
手術について、私たちの視点から説明します。

まず、手術が必要な場合があります。

手術では、直接骨を操作するため、矯正効果が期待できます。

絶対に必要なのは、Cobb角が80~100度といった胸郭不全症候群と呼ばれる重度の変形の場合です。

この状態は生命に影響を及ぼす可能性があるため、手術が必要です。

一方で、他の症状として強い痛みや神経症状がある場合、手術は症状の改善に寄与する場合もあります。

ただし、大人の変形脊椎症としての側弯症では、手術が必ずしも適しているわけではありません。

私たちは、骨そのものを変えることはできませんが、体の使い方や筋肉のバランスを整え、進行を抑制し、できる限り角度を改善することを目指します。海外では80度の変形が半分まで改善する報告もありますが、これは個人の努力や環境要因に依存するため、一般的に当てはまるわけではありません。

手術には注意が必要です。

手術後には不安定性が生じることがあり、固定術であるため、固定した部分は動かなくなります。

これにより、脊椎は本来滑らかに動くべき場所で負担がかかり、すべり症と呼ばれる前後のズレが生じることがあります。

手術を受けたからといって、無制限に激しい運動を行うことは避けるべきです。

過度な活動は手術後の問題を引き起こすことがあります。

手術後のフォローやリハビリテーションは、慎重に行う必要があります。

手術によって新しい体になるため、自己管理が非常に重要です。

また、手術の利点と欠点を理解し、自身の状態に応じて適切な選択をすることが必要です。

さらに、手術後も体を管理し、新しい体で生活することが必要です。

当院の施術では、手術前の筋力強化や体の可動性の維持に役立ちます。

肩関節や股関節の柔軟性、体幹の安定性を維持することが重要です。

手術後の不安定性や痛みが再び問題となることもあるため、自己管理が不可欠です。

医療技術は進化しており、後遺症のない手術法が開発されることを期待しています。

 

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六甲もり鍼灸整体院

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