側弯症とゆらぎについて

【ゆらぎ】
ゆらぎという概念は、1/fという法則で有名です。

これは、自然界のあらゆるものに存在し、風が心地よいのはこの1/fのゆらぎがあるからだと言われています。

例えば、扇風機などもゆらぎを起こす機能を持っています。

自然界ということは、私たちの体にもゆらぎがあることを意味します。

心拍や呼吸、脳脊髄液などがその一部ですが、脊柱や関節にもゆらぎが存在します。

関節はニュートラルな位置にあると、ゆらぎが生じます。

逆に、ニュートラルな位置から外れると、靭帯や筋肉が硬直してしまい、ゆらぎは減少します。

例えば、椅子の背もたれに寄りかかったり、ソファーで深く腰掛けたり、壁に寄りかかることや横座りなども問題です。

体をニュートラルな状態に保つためには、体を真っ直ぐに積み上げる必要があります。

また、特定の姿勢を続けないように気をつけることも重要です。

寝返りが無意識に2時間ごとに行われているように、姿勢も定期的に変えることが必要です。

日常生活で特定の姿勢を続けている場合、姿勢を見直す必要があります。

ゆらぎを感じられる姿勢を心がけましょう。

当院では、関節のニュートラルな位置を探し出し、指導します。

特に骨盤や股関節と頭の位置が重要です。これらの要素を考慮しながら、体を伸ばして真ん中の位置を見つけていきます。

ゆらぎというキーワードを使って、姿勢を見直してみてください。