【側弯症に対する運動について】

運動は体にどんな影響を与えるのでしょうか?

筋肉を使いますから筋肉の増強ができます。
関節が動きますから関節の柔軟性を高めることができます。
血流を増やすので血管や循環器を刺激して鍛えることができます。
運動するとスッキリしますね、心にも影響を与えます。
マイオカインという(IL-6など)ホルモン様の物質が沢山見つかってきています。
脳血流も増えますので頭が冴えます。
などなど運動による変化は多種多様です。

では側弯症に対しては何ができるのでしょうか。

側弯症は脊柱の剛性が低下し、体重を支えきれずに曲がった状態と言えます。
原因は遺伝子や習慣や逃避姿勢など様々ですが現象としては真っ直ぐいられない状態です。

体を重力に負けずに支える筋肉を姿勢保持筋と言いいます。
特に大切な筋肉は「腸腰筋」「多裂筋」「ヒラメ筋」「前鋸筋」です。
これらの筋肉が弱いと重力に負けてしまいます。

またシュミレーションでは前額面上(左右に動く面)での偏位が一番側弯症に影響が強いということですので、腹斜筋のアンバランスは是正が必要です。
まずはこれらの筋を鍛え剛性を高めます。

また呼吸機能は肺の拡張による胸郭の剛性に関係するので、呼吸を司る横隔膜も重要です。

関節に関しては脊椎は椎間関節という関節になりますので、可動性に差があれば運動で修正していきます。

基本的に骨の変形は変えられないので、運動を通して、重力や偏位に勝つ剛性力の高い体を目指します。
もちろん、機能性や習慣性の場合にはそもそもの原因を整える必要があります。
骨盤や頭部に問題がれば運動以外の対応も必要です。

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六甲もり鍼灸整体院

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