ここでは、脂質の多く含まれた食品の紹介をしていきますね。

食事の中での良質な脂質の摂取の割合を多くしていきましょう

 

卵・・天然の優秀食品

バター・・グラスフェッド が最高

ココナッツオイル・・希少な脂肪酸

MCTオイル(中鎖脂肪酸トリグリセリド)

オリーブオイル

卵・・天然の優秀食品

様々な研究において、卵は心臓病と全く関係ないというのがわかっています。一人の男性が25個の卵を毎日15年間食べ続けたけどコレステロール には何も影響もなく、もちろん心臓病などにも何も影響がありませんでした。

タンパク質もだが脂質も多い卵は必要以上に食べすぎることもなく、食欲も抑えられる事で結果的に減量にも役立つ。

卵は一番安価で優秀な食品であるとも言えます。ですが、ここでこだわって欲しいのは、平飼いの卵にこだわって欲しいということです。これらの卵には栄養素も抗酸化物質も多く含有されています。

新しい命を生み出すための卵には実に多くの栄養素が含まれています。

卵白にはビタミンB2とB3があり、卵黄にはB6B12、葉酸(B9)、パントテン酸(B5)チアミン(B1)が含まれています。

さらに卵黄にはビタミンA,E K Dも豊富であり、卵は天然のビタミンDを含む最高の栄養源と言えます。さらに抗酸化物質である、ルテインとゼアキサンチン、カルシウム、銅、鉄、リン、マンガン、カリウム、セレン、亜鉛も含まれています。

極力であるが、あまり熱した油で加熱しないのが望ましいです。少しでも良質な脂質を酸化させないため、半熟で茹でるのが良いです。

バター・・グラスフェッド が最高

乳製品を健康面から考えた時に、避けるべき理由はあるかもしれませんが、飽和脂肪酸はそれに含まれないと考えています。

実際に様々な研究でも血液中の乳製品由来の飽和脂肪酸を測定しても健康に関しては低リスクだとわかっている。

元々バターの飽和脂肪酸が悪いとされてましたが、実際は母乳も50%以上が飽和脂肪酸であり、母乳で育った子供の方が病気になりにくいなどの研究も飽和脂肪酸が関係あるとされています。

バターは純粋な動物性脂肪で、少しだけタンパクと糖質が残っているだけです。

特にグラスフェッド (牧草育ち)の出すミルクはオメガ3とオメガ6の割合が1:1で理想的です。対してグレインフェッド(通常の穀物で育った牛)はオメガ6の方が5倍以上多く含まれている。

現代人はただでさえ、オメガ6の摂取量が多く、あまりグレインフェッドのバターは個人的にも好ましくなく、摂らないようにしています。

さらにその自然育ちではない穀物などを摂取しているのであれば、環境有害物質や農薬なども含まれているのでそれも摂らないで欲しい理由の1つです。

グラスフェッドバターはカロテンやビタミンAも多く深い黄色をしています。

ビタミンK, K2なども骨や心臓などにも関与している。

さらに酪酸と呼ばれる脂肪酸を含んでいて、腸の健康も促進し、さらに全身、特に脈管系の炎症なども抑えてくれる働きをします。

グラスフェッドバターで作る、「ギー」もオススメで、ほぼ脂質と乳固形成分だけが残っています。

ギーは熱にも非常に強く、高温での調理にも向いています。ギーは乳製品のアレルギーがある人も使えます。

ココナッツオイル・・希少な脂肪酸

ココナッツオイルの成分のほとんどは飽和脂肪酸で、バターと同じように悪者扱いされていました。ですがそれは誤解です。

ココナッツオイルは南太平洋諸国でよく食べられていて、実にカロリーの40%をこれらの飽和脂肪酸で摂っていると言われています。

ですが、これだけ飽和脂肪酸を摂っているに関わらず、心臓病のリスクは世界でも最低の位置です。

ココナッツオイルは全ての食品で最も多くの飽和脂肪酸を含んで、コレステロールを増加させるにもかかわらず、心臓病や脳卒中などのリスクには関係ないとわかっています。

ココナッツオイルを摂るとHDLコレステロールが増え、トリグリセリドと小型LDLコレステロールの数は減少します。さらにインスリン濃度の低下にも関係します。

ココナッツオイルの飽和脂肪酸の半分はラウリン酸と呼ばれる特別な飽和脂肪酸です。それは中鎖脂肪酸グリセリドとして知られています。

ラウリン酸は母乳にも含まれている成分で、赤ちゃんの免疫の強化に関与します。細胞、代謝機能、脳や骨にとって非常に重要な成分なのです。

MCTオイル(中鎖脂肪酸トリグリセリド)

ココナッツオイルの中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)は総コレステロールとHDLの比率を下げたり、体重の減少に役立ちます。

抗酸化作用と抗菌作用がり、免疫の強化にも役立ちます。

MCTは体内で素早くエネルギーに変えることができ、すぐエネルギーとして使われてしまうため体内で脂肪として蓄えられることもほとんどありません。

内臓脂肪を燃やし、体重を減らすには非常に良い働きをしてくれます。

オリーブオイルのような長鎖脂肪酸の食事を中心のグループより、ココナッツオイルなどの中鎖脂肪酸の食事をしたグループの方がエネルギー消費量が上がり、脂肪を燃焼させる代謝が早くなったという事実と、空腹感もオリーブオイルのグループより感じにくかったというデータがあります。

オリーブオイル

様々な研究の分野で地中海食が肥満に効果があり、心臓病や、がん、糖尿病などのリスクを下げるということがわかっています。

オリーブオイルは比較的に安価で手に入りやすいというメリットもありうまく活用して欲しいです。

最初の圧搾でとれた油をエキストラバージンオイルと言われ、それを摂って欲しいです。色々ミックスされた脂質で、そのほとんどがオレイン酸と呼ばれる一価不飽和脂肪酸です。残りの20%が飽和脂肪酸で、ビタミンE、ベータカロテン、そして皮膚にも良いとされてリウスクアレンを含んでます。

さらに特徴して非常に強い抗酸化作用があり、ポリフェノールと呼ばれています。肥満や心臓病、糖尿病、認知症なども炎症が関係していると言われていて、1~2杯のオリーブオイルを摂取するだけでそれらを予防する、抗炎症作用があります。

 

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