【スポーツと側弯症】
スポーツと側弯症について
側弯症とは、背骨が曲がってしまう状態のことです。これに関係があると言われるスポーツがあります。例えば、クラシックバレエやバレーボール、水泳、バドミントンなどが挙げられます。また、私の経験では、砲丸投げや剣道、アイススケートでも側弯症になることがあることがわかりました。
特に、これらのスポーツを子どもの頃からたくさんして、長い時間かけて続けると、側弯症のリスクが高くなることが報告されています。
医師の中には、側弯症の患者さんが好きなスポーツに偏っているのかもしれないと考える人もいますが、普通にスポーツを続けることで、同じ動作を何度も繰り返すことが影響すると思われます。
子どもの骨は成長期に多くの軟骨を含んでいます。この骨は成長に合わせて変化します。ですから、力をたくさん使うスポーツや特別な動きをするスポーツをすると、骨に変化が生じ、側弯症につながることがあるのです。
スポーツの指導者たちは、このことを知って、子どもたちを指導する際に気をつけてほしいです。たとえば、サッカーをする子どもにはO脚傾向があることがあると言われています。O脚を作りたくて指導することはないでしょうが、カッティング動作(急な方向転換)が膝に影響を与えることを知らないまま指導すると、子どもたちの体に悪影響を及ぼすことがあります。骨格は成長が止まると一生変わりませんので、注意が必要です。
左右差もありますが、ある程度の差は問題ありません。しかし、差が大きすぎると体に問題が生じる可能性があるため、気をつけなければなりません。
側弯症と関連することで、スポーツの問題にも目を向ける必要があることを知りました。医師たちの間ではまだ認識されていないか、無視されていることがあるかもしれませんが、これは世界中で報告されている重要なことです。
六甲もり鍼灸整体院
〒657-0051
神戸市灘区八幡町3丁目6-22 中迫ビル2階
TEL 078-862-9878
営業時間 月~金 9時~21時 土 9時~18時