
世の中が便利になるにつれ、“体幹”を使う機会が激減していると思います。子どもの頃から公園で遊ぶ機会も減って、自然と体幹の使い方を忘れてしまう生活に流されています。
思い返してみてください。普段どんな姿勢を取っていますか?
・待っている時にすぐ何かに寄りかかる
・デスクにひじをつき体重を支えている
・柔らかいソファーに腰を沈める
・立ち上がる時に「よいしょっ」と手をつく
・片脚立ちで靴下を脱ぐ時に体がよろめく
このように日常的に胴体部のコア(体幹)を安定させるインナーマッスルを使う機会を無意識のうちに失くしています。「カラダの機能は使われなくなるほど失われる」という原則から、正しい方法で意識的にインナーマッスルを鍛えないとカラダはどんどん衰えていきます。
インナーマッスルの重要な役割
体幹を支えるインナーマッスルは姿勢を安定させ、動くたびにカラダが過度にブレないように支える働きをします。体幹が安定することにより、内臓は守られますし、全身へのパワー伝達も効率良く行えます。インナーマッスルが使えていないとカラダのどこかに負担が蓄積して痛みや不調を呼び、素早く動くことも力強く動くことも難しくなります。

体幹トレーニングに経験や体力は関係ない
「体幹ってスポーツを経験する中で自然と身につくものじゃないの?」とか、「私はアスリートじゃないから運動神経も悪いし体幹は身につかないと思う。」と体幹を鍛えることに抵抗感を持っている方に、朗報です!なんと、正しい方法でインナーマッスルの筋トレを続ければ、運動経験や運動神経に関係なく誰でも超一流アスリートのような体幹を身につけることができるんです!

まずは次回の投稿で体幹について深く学んでいきましょう!